前に見た「悪夢」についてカメラの前で滔々と語る男、上原。暗くほとんど動きのない「現実」のパートと、パステル調で動きに満ちた「夢」のパートが交互に繰り返されることで彼の内面が徐々に明らかになっていく。上原の語りの饒舌さに飲み込まれたが最後、あっという間の45分だ。
監督:藤沢裕弥